広島で安定した会社員生活を送りながらも、「このまま家と職場の往復だけで終わってしまうのでは」という葛藤を抱えていたSaoriさん。
2024年3月、Saoriさんは以前から心の中にあった“海外で英語に挑戦したい”という思いを形にするため、思い切ってバンクーバーへ渡りました。現在はスターバックスでのトレーナー業務と現地の教育コンサルティング会社での仕事に携わりながら、NPO法人Toiroの教育・イベントチームのマネージャーとして、海外で挑戦する人々の不安を安心に変えるコミュニティづくりに取り組んでいます。
今回は、Saoriさんにお話を伺いました。
安定した日常から未知の世界へ
――Toiroに携わる前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか。
カナダへ渡航する前は、広島の自動車関連企業で総務人事として5年半勤務していました。大学では英文科を専攻し、2年生の時にアメリカへ5ヶ月間留学した経験もあり、その頃から英語や海外への憧れを持ち続けていました。
社会人として働く中で、「このまま平凡に終わってしまうのではないか」という焦りが強くなり、もう一度海外で本気で英語に挑戦したいと思うようになりました。そんな時、偶然インフルエンサーであるAkaneさんの「AK-English留学サポート」を見つけ応募したところ、数週間後に当選の連絡が届きました。
その瞬間に「これは行くべきだ」と覚悟が決まり、5年以上勤めた会社を退職し、バンクーバーへ渡航する決断をしました。
助け合いの中で育む、新しい居場所

――現在はToiroでどのような役割を担っていますか。
現在は、Toiroの教育・イベントチームのマネージャー運営メンバーとして、主にイベントやコミュニティ運営を担っています。毎月のオンラインイベントでは、デザインや英語をテーマにした企画など、参加者が楽しみながら学び合える場づくりを行っています。
代表のMariaとは、2年前に別の活動がきっかけで知り合いました。 その後、MariaがNPOを立ち上げると聞き、「海外で悩む人が自分の選択肢を広げられるきっかけを作りたい」という想いに共感し、活動に参加することを決めました。
――組織の魅力はどのようなところにありますか。
Toiroの魅力は、何より「チームでの活動」にあります。メンバーそれぞれが役割を分担し、困った時には自然と「みんなやるよ」と声を掛け合いながら助け合っています。多様な意見に触れられることも刺激的で、「本当にいい人たちばかりが集まってくれた」と心から感じています。
まだ始まったばかりの団体で課題もありますが、一人では抱えきれないことも、このチームとなら乗り越えられるという信頼が活動の原動力になっています。
「胸を張って帰りたい」悔しさを力に変えて進む今の挑戦

――今後の目標や、挑戦したいことについて教えてください。
今は、「話せる英語」をしっかり身につけることに力を入れています。最近、教育コンサルの仕事で日本から来た高校生を引率した際、現地の方々とのやり取りの中で自分の英語力の足りなさを感じ、悔しい思いをしました。
カナダに来て2年が経つ今、「もっと自信を持って英語を使えるようになりたい」という気持ちが強くなり、そこから自分の中でスイッチが入りました。
Toiroでは英語でオンラインイベントを開催しており、英語で進行するスキルを実践的にアウトプットできる環境があることに、大きな魅力を感じています。
現在は、毎日2時間ほど英語の勉強時間を確保し、少しずつ積み重ねています。英語は終わりのないスキルですが、1年後の自分がもっと自信を持てるように。今は本気で取り組む時期だと感じています。 その日々の積み重ねこそが、今の私にとって一番大切な挑戦です。
――皆様へメッセージをお願いいたします。
海外へ行くことは、決して楽しいことばかりではありません。私自身、来た当初は仕事が見つかるか不安で、お金の心配も尽きず、毎日いろいろな不安を抱えていました。しかし、その困難を乗り越えた今の私には、「2年で大きく自立した」という確かな実感があります。
「海外に興味があるけれど不安」と悩んでいるなら、まずは勇気を出して一歩踏み出してみてください。自分から行動を起こせば、必ず認めてくれる場所や素晴らしい出会いがあります。Toiroはそんな誰かの不安を安心に変え、背中をそっと押せるような場所になれたら嬉しいです。
この記事を読んで「Toiroの活動に関わってみたい」と感じてくださった方は、ぜひ下記フォームからボランティアにご応募ください!皆様とお会いできることを楽しみにしています!
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